【習い事】空手に必要な費用と月謝の相場

子供の習い事で人気が高い空手。

自分の子供にも空手をさせてみたいけど、いくらくらいかかるのか知りたい所でしょう。

最初に結論を言ってしまえば、空手は他の習い事よりもお金がかからない方です。

この記事では、空手を始める時にかかる諸費用と入門するまでの流れをまとめています。

空手を自分がしてみたい、子供にさせてみたいという人は参考にしてみて下さい。

空手を始める時にかかる費用

空手を始める時に必要な費用について説明していきますが、「空手」は色んな流派や団体があり、それぞれに異なる可能性があります。

この記事での情報は、僕が所属している道場が加盟している「日本空手協会」の場合を一例に挙げていきます。

他団体も大きく変わりはないと思いますので、目安にはなると思います。

入会金

入会金は各道場によって異なりますが、不要な所もあれば、5000~10000円ほどかかる場合もあるようです。

入会金が不要な所だとありがたいですね。

月謝

これも各道場によって異なりますが、相場は3000~8000円くらいのようです。

僕が通う道場では家族割りがあり、二人目以降は少し安くなるシステムがあります。

登録料

日本空手協会の場合は1年ごとに3000円登録料(更新料)が必要です。

全日本空手道連盟(全空連)でも登録料は同じ金額だと思います。

登録料は所属団体からの級や段位の認定や試合に参加する資格として必要になります。

審査料

昇級審査や昇段審査には審査料が必要になってきます。

昇級審査の場合は3500円。

試験に合格すると登録料として1100円。

昇段審査は段によって価格が変わりますが、審査料自体はさほど高額ではありません。

昇段審査(初~三段まで)5500円

昇段審査に合格すると、総本部への登録料が必要になります。

登録料は少しお高く、初段で17000円、二段22000円、三段27500円

審査料などは空手を始めたては関係ありませんが、続けていく中でかかる費用としてある程度知っておいても良いでしょう。

級や段は関係なく、ただ空手で身体を動かしたいだけの人は昇級審査を受けないという選択肢もありかもですね。

黒帯(初段)には憧れますが・・・。

スポーツ保険

もしものケガのためにスポーツ保険に加入している場合がほとんどです。

費用は各道場が加入している保険によって異なりますが、1000円前後が相場。

道具

空手着:初心者用であれば10000円前後。

試合に出場する事も考えているのであれば、その他に必要な物が出てきます。

日本空手協会の場合は、

拳サポーター:1500円前後

胴当て:3000円前後

マウスピース:1000円前後

全空連の場合は、

赤青の帯やメンホー、グローブやシンサポーターなど様々な道具が必要になります。

各団体指定の用具があるので、用意する場合は道場の師範などに聞きましょう。

空手道場の探し方

空手は大きく分けて「伝統派」と「フルコンタクト」の2つに分けられます。

「伝統派」は、実際には当てないよう「寸止め」で行う空手で、形の練習にも重きをおいている空手であり、「フルコンタクト」は直接打撃を加えるもので、極真空手が代表的な格闘技色が強い空手です。

伝統派とフルコンでは特色が全く違うので、どちらが良いのか決めてから道場を探すと良いでしょう。

どちらが良いのか迷う場合は、どちらにも見学や体験にいってみて決めてみると良いでしょう。

1.まずは近くの道場を検索

日本空手協会ならコチラのサイトから検索できます。
全国支部検索 - JKA 公益社団法人日本空手協会

ちなみに日本空手協会は伝統派になります。

また、とりあえず家の近くに空手道場があるのか検索したい場合は、Googleマップで空手と検索するだけでも、Googleマップに登録している道場は表示されます。

Googleマップの検索では極真空手が多く見受けられるように感じます。

また、空手には様々な流派があります。

さきほど挙げた極真空手も一つの流派。

他にも松濤館流、剛柔流、糸東流、和道流など。

上記4つは伝統派の4大流派と呼ばれているものです。

この他にもまだまだあるようですが、僕も細かな流派までは知りません。

ちなみに僕は松濤館流です。

たまたま近くの道場がそれだったという理由で、始める前はそんなに流派がいっぱいある事は知りませんでした。

あまり気にし過ぎずに、気軽に始めましょう!

2.問い合わせ

気になる道場がみつかったら、見学や体験などを申し込んでみましょう。

道場によりますが、ほとんどの場合は受け付けていると思います。

見学や体験など受け付けてない道場は、「師範が高齢になり新規の人は受け付けていない」や「熟練者中心で稽古に精を出したい」など、初心者が入門しにくい理由があるので避けていた方が無難でしょう。

3.見学、体験

実際に見学、体験。

師範や道場の雰囲気など、どんな特色のある道場がみてみましょう。

空手をやりたいと思ったきっかけは人それぞれでしょう。

「空手の大会に出て勝ちたい」「子供に空手を通して心身共に強くなってほしい」「とりあえず子供の習い事として武道をして礼儀正しくなってほしい」などなど。

見学や体験の時に気になる事などがあれば、いくつか質問を準備しているとその道場が合っているのか見極める材料になります。

道場探しのポイントは通いやすさ。

初心者の時点では、どんな道場が良いのかなんて分からない事が多いです。

僕も実際に始めて、色んな流派があることや競技団体も複数あることなど知りました。

まずは近隣の道場に通ってみて、空手の事を知ってからでも良いと思います。

まとめ

空手を始める場合にかかる費用は、各道場によって異なります。

最低限必要な費用は、空手着と登録料、スポーツ保険代を合わせた15000円くらいでしょう。

これに入会金の有無や防具(サポーター)が必要であれば、それらの費用。

他の習い事やスポーツと比較すると必要な物品は少なく、一度購入すれば道着もサポーターも長持ちし、コスパは良い方ではないでしょうか。

道場を探す場合は「伝統派」か「フルコンタクト」にするか決めましょう。

伝統派の場合は「流派」によっても特色がありますが、初心者は流派の事まで細かく知るのは難しいので、まずは近所の通いやすい道場を見つけるのが一番良いと思います。

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